李漢方内科・外科クリニック李漢方内科・外科クリニック

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当院の有効症例

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脳腫瘍

20代 女性 脳腫瘍術後

脳腫瘍と診断され、某総合病院にて摘出術が施行された。その後、全脳照射も施行され、手術後遺症と放射線副作用で顔面浮腫、歩行困難、全身倦怠感が認められた。がんの再発予防と術後後遺症軽減の目的で当院を受診。
弁証・弁病により生薬を処方。
2週間後、顔面浮腫、全身倦怠感が改善。
2か月後には、歩行障害の改善もみられた。
現在、内服を調整中である。

肺がん

60代 女性 肺腺がん

1年前に肺腺がんと診断され、肝臓、骨転移も認められた。某総合病院で5クールの抗がん剤治療、肝動脈塞栓術を受けた。肺部腫瘍の縮小がなく、気管支も圧迫されたため、局所放射線療法が施行された。
2013年10月に呼吸困難、痛み、疲れなどの症状が進行したため、当院治療を希望。
弁証・弁証により生薬を処方。

2週間後、呼吸困難が改善、体力も前よりアップした。
1か月後、朝のみ咳あり、体力問題なし。
現在、当院の生薬治療のみで、日常生活は問題なく、体重も前より改善した。
7月定期検査で、新しい転移は認められず、肺原発巣の消失が確認された。

50歳 女性 肺非小細胞がん

2013年8月大阪某総合病院でStageⅣ(cT4N3M1b)と診断され(肝臓転移、骨転移あり)、化学療法(シスプラチン+アリムタ)4クールが施行されたが、2014年11月評価CT:著変なし。CEA:33ng/ml(↑)。
抗がん剤治療の継続を断念。その後、各種のセミナーに参加して、最終的に当院の漢方治療を選んだ。
来院時:咳 血痰あり 全身浮腫(+) 食欲なし 体力低下が認められた。

舌:胖大
苔:白腻、厚
脈:沈
2014年11月末、生薬を処方して治療開始。

最初、咳と血痰が改善し、徐々に体力と食欲の改善も認められた。
2014年1月、CT:胸部病変がやや縮小。CEA:30 ng/ml↓。

2014年3月、全身状態がよいため、総合病院の主治医よりトセタキセル抗がん剤の治療を勧められた。
3月初旬に抗がん剤と漢方併用で治療開始。
骨髄抑制があるものの、前回のような強い吐き気、体力低下は認められなかった。
現在、3クールを終了し、CEA:6 ng/ml↓。

50歳 女性 転移性肺がん 大阪在住

2年前、大腸がんで手術を受け、以来、特に問題なく過ごしていた。
2015年11月の定期検査で両肺転移が認められ、抗がん剤(FOLFIRI+パニツムマブ)を投与されたが、3か月CT検査で変化なし。病状を改善したいため、当院に受診。弁証・弁病により生薬を処方。
1か月後、抗がん剤投与による倦怠感、食欲不振が改善。
2か月後、体重が増え、倦怠感ほとんどなし、生活の不便なし。
今月CT検査で、両肺の転移巣が完全に消失した。
本人もとても喜んでおり、治療継続中である。

乳がん

乳がん術後、上肢浮腫改善の1例

乳がん術後、左上肢腫脹、疼痛を認めた。痛みのため、ちゃんと眠れず、日常生活に支障を感じていた。リンパマッサージなどを受けたが、効果なく、また乳がん再発予防のため中医の治療を希望。
鍼灸治療も併用。
7日後、上肢の浮腫、疼痛が改善、睡眠も良くなった。14日後、疼痛が消失し、浮腫は8割程度が減った。その後、治療を継続し、上肢の浮腫がほぼ消失して現在は少量生薬と鍼灸治療にて経過良好である。

乳がん再発 大阪在住

2006年に乳がんが発症、某総合病院より温存術を受け、術後化学療法と放射線療法が施行された(stage不詳)。その後、特に問題なく過ごされたが、2014年6月に乳がんの再発と診断され、腋下、頸部のリンパ節の転移が確認された。フェマーラを内服中。
来院時:衰弱状態、体重40kg(普段45kg前後)、食欲低下、吐き気、ほてり、イライラが強い、軽度の肝機能障害があり。
弁病と弁証により生薬を処方。

1か月後、体重42kgに、食欲あり、総ビリルビン1.8mg/dlから正常範囲に。
2か月後、疲れを感じにくくなり、元気で過ごしている。
今月中旬のエコー検査で、頸部リンパ節の転移が消失し、腋下も明らかにリンパ節の縮小が認められた。
本人も大変喜んでおり、現在生薬調整、内服中。

乳がんの縮小 1例

漢方薬により術前の乳がんの縮小が認められ、術後の検査では転移もしていなかった。
2016年8月に左乳がんと診断され、サイズ2㎝大、手術が10月に予定された。手術前に漢方の治療を受けたいということで当院に受診され、弁証より漢方薬を処方した。
10月の術前検査で、2㎝から1.2㎝に縮小が認められた。術後のリンパ節の検査では、転移もなかった。現在体質改善と乳がん再発を予防するため、漢方薬を内服中。

乳がん肝転移

乳がん肝転移、漢方併用より、腫瘍マーカーが下がり、肝転移巣の悪化なし。
2008年に乳がんと診断された。術後、抗がん剤・放射線の治療を受けたが、2015年11月より肝臓転移が認められ、抗がん剤などの副作用も強く、ホルモン療法のみになった。その後、転移巣が徐々に増大して、腫瘍マーカーも高値のままだった。2016年2月に当院を受診し、生薬を併用して治療する。その後、体力、食欲も改善され、来院前は外出もほとんどできなかったのに、現在は友人たちと食事に行ったり、旅行も楽しんでいる。腫瘍マーカーが徐々に下がり、現在は正常範囲になり、肝臓の転移も増大も認められなかった。

2015/12 2016/2 2016/4 2016/6 2016/8 2016/10
CA15-3(U/ml) 137 113 85 61 32↓ 24↓

56歳 女性 乳がん 多発的転移

2016年6月に健康診断で異常を指摘された。受診をした結果、「乳腺嚢胞」と診断された。忙しさのため受診できない状態が続いていた。
1年後に乳がんと診断された。
その時点ですでに肝臓・骨へ多発的な転移が認められ、すでに手術や放射線治療ができる段階ではなかったため、抗がん剤治療が開始されたが、徐々に効かなくなったため、治療中止。ホルモン療法の適応もないため、当院に受診。
弁証と弁病により、漢方薬で治療開始。
体力があがり、日常生活が自力でできるようになった。精神面においても、病気に対して自信が持てるようになり、笑顔が取り戻された。
治療の結果、腫瘍マーカーは順調に下がった。
また、同じ時期の骨シンチグラフィーでは、胸骨の転移部分の影が薄れてきているのが確認出来た。

2016/6(治療前) 2016/11 2017/2 2017/6 2017/10
CEA(ng/ml) 16 10.5↓ 8.9↓ 6.5↓ 4.6↓
CA15-3(U/ml) 150 122↓ 98↓ 52↓ 24↓

現在、特に不調なく、通常通りに生活している。

胃がん

60代 胃がん 大阪在住

胃がん術後:2013年7月、胃がん(stageⅢB)と診断された。術後に抗がん剤の点滴とセローダの内服を繰り返してきた。最初のころは、副作用が我慢できていたが、徐々に体力が低下し、特にセローダ内服後10日~17日目、脱力感、吐き気などの症状が強くなり、抗がん剤の継続が不能のため、当院を受診。
弁証と抗がん剤の投与時期に合わせ、漢方薬の投与と鍼灸の治療を組み合わせた最近の3クールの治療はとても楽にやり遂げ、血球系の上昇も順調であり、現在、治療が継続中である。

40代 胃がん術後 徳島在住

2013年11月 胃がん(stageⅡB)で幽門切除術を施行された。
その後、セローダを処方され、継続治療されたが、副作用が強いため、TS-1に変更。しかし、食欲・体力低下、血球減少、軽度の肝機能障害も認められ、当院を受診。
弁証・弁病により漢方を処方。

1か月後、TS-1を内服中と内服後も副作用をほとんど感じず。3クール後、来院時の肝機能障害も正常範囲に、体重も45kgに戻り、ご本人もとても喜んでおり、月一回の診察を継続中である。

84歳 スキルス胃がん 大阪在住

既往:不整脈  ペースメーカー装着。慢性心不全。
2013年1月   食欲不振、膨満感、嘔吐があり、半年で7kg体重減少。
2013年8月   内視鏡、腹腔内視鏡、CT検査でスキルス胃がんと診断された。
2013年10月   抗がん剤TS-1内服開始、口内炎。
2013年11月   シスプラチン+TS-1
2013年12月   全身浮腫、倦怠感、腎機能低下、TS-1を中止。
2015年1月    テキシゾール+TS-1。1週間後の血液検査でWBCは著しく低下、TS-1中止。
その後、当院に受診。

弁証と弁病により漢方を処方。趙鍼灸院の鍼灸も併用。
病状が改善。抗がん剤テキシゾール1月末から第2クール開始。口内炎なし、倦怠感軽度、2月の内視鏡、CT評価:病状の進行なし。
血球系改善され、腎機能もクレアチニン:0.80mg/dl,BUN:15mg/dl,eGFR:66%になったため、3月上旬よりテキシゾール+TS-1再開。
現在治療継続中である。

2014/10(治療前 2014/11 2014/12 2015/1 2015/3
Cr(mg/dl) 0.9 1 2.01 1 0.8
BUN(mg/dl) 8.9 12 43 17 15
eGFR 60% 55%↓ 25%↓↓ 55% 66%

副作用の症状緩和と同時に腎機能の改善が認められた。

80歳 男性 胃がん肝転移

2015年8月、胃がん(stageⅢA)と診断され、術後に抗がん剤の点滴を繰り返してきた。高齢で、徐々に体力が低下し、全身の浮腫もひどく、抗がん剤の継続が不能のため、当院を受診。
弁証して、漢方薬と鍼灸を組み合わせて治療を行った。その後、体力が回復し、浮腫も消失、抗がん剤も再開した。何より嬉しいことに、今月のCTで肝臓の5cm大の転移巣の消失が確認された。本人もとても喜んでいて、毎日楽しく過ごしている。

膵臓がん

80歳 女性 膵頭部癌(TS3 T3 N0 M1(H1))

X年3月下痢を検査したところ、膵癌と診断された。
5月よりGEM単剤で膵頭部腫瘍がやや縮小したが、下痢がひどく肝機能異常もあるなどで治療中止した。ホスピスを進められたが、本人の意思で当院に受診。
全身浮腫、肝機能障害がひどく、胸水、腹水も認められた。弁証:肝胆湿熱、気滞湿阻、煎じ薬(前胡、杏仁、半夏、人参、黄耆、茵陳、柴胡、桂皮、虎杖、枳殻、茯苓、霊芝、竜発、半枝蓮、白花舌草、ヤモリなど)を処方。
X+1年1月のMRI、MRCPで膵頭部病変が消失。
X+1年6月CT:胸、腹水なし、膵頭部腫瘍が消失、肺病変が縮小。

  • 漢方治療前

  • 漢方治療前、抗がん剤で腫瘍がやや縮小。その後、全身状態が悪く抗がん剤中止。

  • 漢方治療1年後、原発巣が消失されて、肝転移も消失された。

  • 漢方治療1年後、肺転移がほぼ消失された。

70代 男性 膵臓がん術後、腹膜・肝臓転移の1例

術後肝転移を認めたため、化学療法を受けた。化学療法中、骨抑制が強く、体力低下も激しかった。当院受診時、「毎回死にそうで辛かった」という。
弁証により、生薬を処方した。
その後、白血球は正常範囲で推移して、体力も回復し、日常の生活が支障なく、現在も通院で治療中である。

大腸がん

肺転移 広島在住

2012年1月より腹痛、血便が認められ、大腸内視鏡で大腸がんと診断され、2012年5月に切除術施行。術後、FOL4療法が施行されたが、2014年7月の胸CTで肺の転移を認めた。その後は主に緩和治療が中心で、2015年1月、食欲低下、全身浮腫、咳がひどい、息が苦しい、背中が痛いなど症状が増悪。某総合病院より余命1か月程度と言われたため、最後の望みで当院を受診。
弁証・弁病により生薬を処方。趙中医鍼灸院の鍼灸も併用。

2週間後、食欲改善、全身浮腫がやや軽減。咳と息苦しさもやや改善。
1か月後、全身浮腫が消失し、食欲がだいぶ良くなり、咳と息切れは軽度。
2か月後、明らかな変化なし。
3か月後、痛みは緩和され、咳と息切れは軽度。痰(-)。

  • 転移性肺がん

  • 仙骨転移

  • 西洋利尿薬で改善されなかったが

  • 漢方内服1か月後
    現在漢方と鍼灸のみで治療継続中。

子宮体がん

広島在住

2014年12月健診にて子宮体がんが強く疑われ、総合病院の婦人科を紹介された。
子宮体がんⅢ期と診断され、広汎子宮全摘出術が施行された。術後、化学療法と放射線治療も行われてきた。これらの副作用で、体重減少、下肢浮腫、食欲不振、全身の痛みなどが認められた。病状を改善したいため、当院に受診。

弁証と弁病により生薬を処方。
2週間後、食欲が改善され、下肢の浮腫もやや軽減された。
1か月後、食欲あり、体の痛みの軽減、下肢の浮腫もほぼ消失した。
当院に通院して半年になり、全身状態よく、婦人科の定期検査で腫瘍マーカーの上昇もなく、転移も認められなかった。

子宮頸がん

子宮頸がん 頸部異形成 35歳 女性

子宮頸がんで子宮頚部円錐切除を施行された。その後、定期的に診察を受けられたが、一年後の細胞診でclassⅢaと診断された。
転移と悪化が心配でこれ以上は手術もあんまりしたくないということで来院された。

体質も含めて中医の弁証・弁病より煎じ薬を処方しました。(当帰、赤芍、十薬、桂皮、乾姜、クコシ、ヨクイニン、桃仁、半枝蓮、白英など)
1か月後、疲れやすいなど体調は回復し、睡眠がよくなり体重も徐々に増えた。
体質と証の変化に応じて煎じ薬の内容も調整しました。
6か月後の定期的な細胞診で正常になったと診断された。

  • 来院時

  • 6か月後

大阪在住

5年前、子宮頸がんと診断され、手術を受けた。その後、経過観察で病院に通っていた。
2015年5月に再発が確認されたが、高齢のため、対症療法以外に特に治療が受けられなかった。下腹部の痛みが強く、椅子に座れず、下肢浮腫もひどいため、当院に受診。

弁証と弁病により生薬を処方。
2週間の内服で、痛みがやや軽減、下肢浮腫もやや改善が認められた。
1か月後、下腹部の痛みは半減。下肢浮腫がわずかな程度。
現在漢方のみの治療はすでに5か月間になり、食欲も改善され体重が3kg増え、日常生活に不便なく暮らしている。婦人科の定期検診で異常は認められなかった。

抗ガン剤治療による全身状態改善の1例

60代 女性 悪性リンパ腫

県立某病院で入院して抗がん剤治療を受けた方で、抗がん剤を投与されるたびに強い骨髄抑制が認められ、食欲低下、うつ、全身倦怠感も感じた。
骨髄抑制の軽減や全身状態の改善をしたいため、当院を受診。

抗がん剤の治療にあわせ、生薬内容を変えて治療したところ、白血球低下の改善を認めた。何より、体が元気になり、日常生活も支障なく、家事などの疲れも感じなかった。入院治療後、抗がん剤の治療に通院する際、以前は必ず家族同伴だったが、現在はひとりで通院。先日のPETで腹部のリンパ節集積が消失したと確認された。ただし縦隔リンパ節残存、FDGの集積を認めた。漢方内服内容を変え、西洋治療と力をあわせて頑張っているところである。

胆管がん

1年前、胆管がんと診断され、一部の肝切除+胆管切除+リンパ節廓清が行われた。
術後、化学療法・放射線治療も施行されてきた。体力低下、食欲なし、背部痛などの症状が続き、他院にて漢方治療を受けたが、症状の改善が認められなかった。最近になり、黄疸も悪化し、当院に受診。
弁証と弁病により生薬を処方。

3週間後:体力、食欲改善。背部痛が緩和され、血液検査でALP・LAP、ビリルビンの改善も認められた。
6週間後:日常生活に問題なし、血液検査で胆道系の数値が正常範囲に。
現在、抗がん剤の治療を受けながら、当院に通院中である。

肉腫

75歳 徳島在中

2015年3月に大腿軟部肉腫と診断され、高齢などで手術の適応がなく、抗がん剤も効かないと言われた。病巣が徐々に増大した。大腿の痛み、下肢のしびれ、浮腫がだんだん重くなり、我慢できず、当院に受診。
1か月後、痛みとしびれが改善され、浮腫も消失した。
2か月後、定期検査で肉腫の変化なし。
継続治療中である。

抗がん剤副作用軽減有効症例

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膵臓がん

末期膵臓がん 70代 女性

(患者さん自らより多くのがん患者さんを助けたいため、メールの文言をまったく変えずに掲載することを同意していただきました)
近況をご報告させて頂きます。
11月26日の通院で、腹部エコーと血液検査をしました。
エコー検査では、5cm×3.5cmあった膵臓のがんが確認できず、無くなったかとても小さくなったようです。
血液検査結果も、先生にみて頂く前とは劇的に改善しております。
全て、李先生のお薬が効いているのだと、本人、家族とも大変喜んでおります。
命を救って頂き本当にありがとうございます。

今年の4月26日に、余命3ヶ月の宣告を受け、主治医からは、末期の膵臓がんの治療法はないと言われました。
望みを掛け、1回だけ、ジェムザールの抗がん剤治療をしましたが、副作用の為、更に下痢がひどくなり断念しました。
7月頃、主治医に、近いうちに家庭での生活が難しくなるから、緩和医療病院を申込みして下さいとの事で申し込みも済ませました。
それから、肝機能や貧血等々、状態がどんどん悪化し、亡くなるのは時間の問題と8月13日に主治医から言われました。
そんな中、インターネットで李先生の病院のホームページを拝見し、藁をも掴む気持ちで8月24日にお伺いしました。
その後、通院の度、血液検査データが良くなり、末期の末期でしたのに、ここまで元気にして頂けるとは、本当に夢のようです。
心臓もずっと腫れて胸水も溜まり、心不全が強かったのですが、11月26日の胸部レントゲンで、心臓の腫れも、胸水もなくなっておりました。
顔や目の周り、脚の浮腫みも解消しました。
ワーファリンも4.5錠で安定いたしました。

神戸在住

2015年5月、膵頭部がんⅢ期と診断され、某総合病院で抗がん剤、放射線治療を受けた。3クールの治療を終了後、副作用で食欲なし、自力で歩けない、うつ状態になり、主治医が治療を余儀なく一時中止した。そこから、自宅療養されたが症状の改善が見られなかったため、当院を受診。
弁証と弁病により生薬を処方。
1週間後、食欲改善、しっかりではないが自力で歩ける、うつ症状も改善。
2週間後、やや疲れを感じる以外、特に問題なし。
血液検査で問題もないため、7月から抗がん剤治療が再開された。
現在、抗がん剤治療を行いながら、仕事をしている。

70代 男性

術後肝転移を認めたため、化学療法を受けた。化学療法中、骨抑制が強く、体力低下も激しかった。当院受診時、「毎回死にそうで辛かった」という。
弁証により、生薬を処方した。
その後、白血球は正常範囲で推移して、体力も回復し、日常の生活が支障なく、現在も通院で治療中である。

大腸がん

大腸がん肺転移 大阪在住

2012年8月に上行結腸がんに対し腹腔下右結腸切除術が施行された。fSSN1M0Ⅲa.術後肺転移が出現し、SOX+Bmab(オキサリポラチン+アバスチン)治療を受けた。5クールから末梢神経障害のためアバスチンのみの治療を続け、2015年3月、CT上で腫瘍の増大と腫瘍マーカーの上昇が認められた。イリノテカンを投与したが、副作用が強いため、ゼローダ内服に切り替えた。漢方の治療を併用したいために、当院を受診。
来院時、浮腫、息苦しい、体力低下、胸水、肝性浮腫など。
弁証・弁病により生薬を処方。
2週間後、浮腫やや改善、食欲低下、腹部膨満感が軽減。
4週間後、やや疲れやすい程度。骨髄抑制も軽度で済んだ。
現在、仕事しながら、通院中である。
今月のCT検査で腫瘍の増大は認められなかった。

大腸がん肺転移 広島在住

2012年1月より腹痛、血便が認められ、大腸内視鏡で大腸がんと診断され、2012年5月に切除術施行。術後、FOL4療法が施行されたが、2014年7月の胸CTで肺への転移を認めた。その後は主に緩和治療が中心で、2015年1月、食欲低下、全身浮腫、咳がひどい、息が苦しい、背中が痛いなど症状が増悪。某総合病院より余命1か月程度と言われたため、最後の望みで当院を受診。
弁証・弁病により生薬を処方。趙中医鍼灸院の鍼灸も併用。
2週間後、食欲改善、全身浮腫がやや軽減。咳と息苦しさもやや改善。
1か月後、全身浮腫が消失し、食欲がだいぶ良くなり、咳と息切れは軽度。
2か月後、明らかな変化なし。
3か月後、痛みは緩和され、咳と息切れは軽度。痰(-)。

  • 転移性肺がん

  • 仙骨転移

  • 西洋利尿薬で改善されなかったが

  • 漢方内服1か月後
    現在漢方と鍼灸のみで治療継続中。

乳がん再発

大阪在住

2006年に乳がんが発症、某総合病院より温存術を受け、術後化学療法と放射線療法が施行された(stage不詳)。その後、特に問題なく過ごされたが、2014年6月に乳がんの再発と診断され、腋下、頸部のリンパ節の転移が確認された。フェマーラを内服中。
来院時:衰弱状態、体重40kg(普段45kg前後)、食欲低下、吐き気、ほてり、イライラが強い、軽度の肝機能障害があり。
弁病と弁証により生薬を処方。
1か月後、体重42kgに、食欲あり、総ビリルビン1.8mg/dlから正常範囲に。
2か月後、疲れを感じにくくなり、元気で過ごしている。
今月中旬のエコー検査で、頸部リンパ節の転移が消失し、腋下も明らかにリンパ節の縮小が認められた。
本人が大変喜んでおり、現在生薬調整、内服中である。

40歳 女性

3年前、乳がんと診断され、手術を受けた(StageⅠ)。その後、定期的に検査を受けたが、今年3月に再発が確認された。その後、抗がん剤の治療が繰り返され、体がどんどん弱くなり、倦怠感、しびれ、睡眠障害など症状が強く、腫瘍マーカーCA15-3も上がり、ホルモン療法の適応もないため、当院に受診。
生薬を処方し、体調が徐々に改善され、疲れは感じず、痺れ、睡眠の質もよくなった。何より腫瘍マーカーCA15-3も下がりつつある。また先月画像検査で進行なしとの結果だった。

2016年4月 5月 6月
CA15-3(U/ml) 205 136 42
  • 来院1週間後

  • 6月の舌所見

悪性リンパ腫

60代 女性

県立某病院で入院して抗がん剤治療を受けた方で、抗がん剤を投与されるたびに強い骨髄抑制が認められ、食欲低下、うつ、全身倦怠感も感じた。
骨髄抑制の軽減や全身状態の改善をしたいため、当院を受診。

抗がん剤の治療にあわせ、生薬内容を変えて治療したところ、白血球低下の改善を認めた。何より、体が元気になり、日常生活も支障なく、家事などの疲れも感じなかった。入院治療後、抗がん剤の治療に通院する際、以前は必ず家族同伴だったが、現在はひとりで通院。先日のPETで腹部のリンパ節集積が消失したと確認された。ただし縦隔リンパ節残存、FDGの集積を認めた。漢方内服内容を変え、西洋治療と力をあわせて頑張っているところである。

肺がん

60代 女性 肺腺がん

1年前に肺腺がんと診断され、肝臓、骨転移も認められた。某総合病院で5クールの抗がん剤治療、肝動脈塞栓術を受けた。肺部腫瘍の縮小がなく、気管支も圧迫されたため、局所放射線療法が施行された。
2013年10月に呼吸困難、痛み、疲れなどの症状が進行したため、当院治療を希望。
弁証・弁証により生薬を処方。
2週間後、呼吸困難が改善、体力も前よりアップした。
1か月後、朝のみ咳あり、体力問題なし。
現在、当院の生薬治療のみで、日常生活は問題なく、体重も前より改善した。
7月定期検査で、新しい転移を認めず、肺原発巣の消失が確認された。

肺非小細胞がん 50歳 女性

2013年8月大阪某総合病院でStageⅣ(cT4N3M1b)と診断され(肝臓転移、骨転移あり)、化学療法(シスプラチン+アリムタ)4クールが施行されたが、2014年11月評価CT:著変なし。CEA:33ng/ml(↑)。
抗がん剤治療の継続を断念。その後、各種のセミナーに参加して、最終的に当院の漢方治療を選んだ。
来院時:咳 血痰あり 全身浮腫(+) 食欲なし 体力低下を認められた。
舌:胖大
苔:白腻、厚
脈:沈
2014年11月末、生薬処方して治療開始。

最初、咳と血痰が改善し、徐々に体力と食欲の改善も認められた。
2014年1月、CT:胸部病変がやや縮小。CEA:30 ng/ml↓。

2014年3月、全身状態がよいため、総合病院の主治医よりトセタキセル抗がん剤の治療を勧められた。
3月初旬に抗がん剤と漢方併用で治療開始。
骨髄抑制があるものの、前回のような強い吐き気、体力低下は認められなかった。
現在、3クールを終了し、CEA:6 ng/ml↓。

スキルス胃がん

84歳 大阪在住

既往:不整脈  ペースメーカー装着。慢性心不全。

2013年1月   食欲不振、膨満感、嘔吐があり、半年で7kg体重減少。
2013年8月   内視鏡、腹腔内視鏡、CT検査でスキルス胃がんと診断された。
2013年10月   抗がん剤TS-1内服開始、口内炎。
2013年11月   シスプラチン+TS-1
2013年12月   全身浮腫、倦怠感、腎機能低下、TS-1を中止。
2015年1月    テキシゾール+TS-1。1週間後の血液検査でWBCは著しく低下、TS-1中止。
その後、当院で受診。

弁証と弁病より漢方を処方。趙鍼灸院の鍼灸も併用。
病状が改善。抗がん剤テキシゾール1月末から第2クール開始。口内炎なし、倦怠感軽度、2月の内視鏡、CT評価:病状の進行なし。
血球系改善され、腎機能もクレアチニン:0.80mg/dl,BUN:15mg/dl,eGFR:66%になったため、3月上旬よりテキシゾール+TS-1再開。
現在治療継続中である。

2014/10(治療前 2014/11 2014/12 2015/1 2015/3
Cr(mg/dl) 0.9 1 2.01 1 0.8
BUN(mg/dl) 8.9 12 43 17 15
eGFR 60% 55%↓ 25%↓↓ 55% 66%

副作用の症状緩和同時に腎機能の改善が認められた。

術後再発なし症例

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肺がん

肺がん術後再発なし 64歳 女性

3年前、肺がんと診断されて(3㎝大)右肺一部を切除された。
術後の検査で胸水にがん細胞を認められたが、リンパ節転移なし。抗がん剤施行もない。がん転移が心配で当院に受診。中医の弁証・弁病より煎じ薬を処方しました。
息切れ、疲れやすいなどが改善された。その後、定期的に検査を受けられて3年経って問題なしといわれた。

乳がん

乳がん術後

2014年3月の検診により左乳房に1cm×1.5cmの腫瘤を認め、某乳腺外科に紹介され、乳腺がんと診断された。局所手術が施行され、免疫病理ER(-)PR(-)Her-2(-)。術後に化学療法が施行された。その後、経過観察で通院。本人は再発のことが気になり漢方の併用を希望、2014年7月に当院を受診。
食事療法を説明、生薬を処方。
1か月後、だるさ、イライラ、睡眠が改善された。
3か月後、仕事をしながら、特に不調なし。
今月まで、定期検査で、腫瘍マーカーの上昇が認められず、画像検査でも転移は認められなかった。

乳がん術後、上肢浮腫改善の1例

乳がん術後、左上肢腫脹、疼痛を認めた。痛みのため、ちゃんと眠れず、日常生活に支障を感じた。リンパマッサージなどを受けたが、効果なく、また乳がん再発予防のため中医の治療を希望。
鍼灸治療も併用。
7日後、上肢の浮腫、疼痛が改善、睡眠も良くなった。14日後、疼痛が消失し、浮腫は8割程度が減った。その後、治療を継続し、上肢の浮腫がほぼ消失して現在は少量生薬と鍼灸治療にて経過良好である。

胃がん

60代 胃がん 大阪在住

胃がん術後:2013年7月、胃がん(stageⅢB)と診断された。術後に抗がん剤の点滴とセローダの内服を繰り返してきた。最初のころは、副作用が我慢できていたが、徐々に体力が低下し、特にセローダ内服後10日~17日目、脱力感、吐き気などの症状が強くなり、抗がん剤の継続が不能のため、当院を受診。
弁証と抗がん剤の投与時期に合わせ、漢方薬の投与と鍼灸の治療を組み合わせた最近の3クールの治療はとても楽にやり遂げ、血球系の上昇も順調であり、現在、治療が継続中である。

40代 胃がん術後 徳島在住

2013年11月 胃がん(stageⅡB)で幽門切除術が施行された。
その後、セローダを処方され、継続治療されたが、副作用が強いため、TS-1に変更。しかし、食欲・体力低下、血球減少、軽度の肝機能障害も認められ、当院を受診。
弁証・弁病により漢方を処方。
1か月後、TS-1を内服中と内服後も副作用をほとんど感じず。3クール後、来院時の肝機能障害も正常範囲に、体重も45kgに戻り、ご本人もとても喜んでおり、月一回の診察を継続中である。

脳腫瘍

20代 女性 脳腫瘍術後

脳腫瘍と診断され、某総合病院にて摘出術が施行された。その後、全脳照射も施行され、手術後遺症と放射線副作用で顔面浮腫、歩行困難、全身倦怠感が認められた。がんの再発予防と術後後遺症軽減の目的で当院を受診。
弁証・弁病により生薬を処方。
2週間後、顔面浮腫、全身倦怠感が改善。
2か月後、歩行障害の改善もみられた。
現在、内服を調整中である。

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