西洋医学では“痛み、しびれ”に対しては、薬物療法、注射療法、牽引療法、運動療法などがあります。ひどい場合には外科手術を行います。
薬物療法では、消炎鎮痛薬(痛み止め)、外用薬にはシップ薬と塗布薬(クリーム剤、軟膏剤、液剤)が最も多く処方されます。
しかし消炎鎮痛薬などの痛み止めを用いれば、痛みやしびれは緩和しますが、長期間使用すれば、胃を痛めたり、腎機能低下になるおそれがあります。
中国中医学では「不通則痛」という理論があります。日本語に訳せば「通じざれば、すなわち痛む」ということです。
何らかの原因で体の気血(きけつ)の流れが悪くなると痛みやしびれが生じるわけです。中医学の弁証より漢方薬を調剤し、痛み、しびれの改善に期待できます。
当院は趙中医鍼灸院を併設しております。漢方薬、鍼灸をあわせて治療すれば、より早く病状の改善が期待できます。つらい痛み、しびれの方、長く続いているのに、検査で異常が見つからず治療法に悩む方は、是非、一度当院にご相談ください。